どうだんつつじ

 花とか植木に興味を持ったのは遅い。

会社を50才で自主退職して伊豆に家を建てて自家温泉とゴルフ、

麻雀の暮らしを始めた時だった。

 

 庭師に金木犀、サルスベリドウダンツツジを植えて貰った。

 

 ドウダンツツジはそこいらじゅうにあるが、白い花が可愛い。

秋の紅葉は綺麗だが、なかなか本当に真っ赤なのは見つからない。

今日はようやく見事な色のを見つけた。

 

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 ドウダンツツジという名前に疑問を持ったことが無かった。

ちなみに、80を過ぎたら子供に還ったみたいに、いろいろなことに疑問を

感じるようになった。悩みが無かったり、時間があるからだとは思うが。

 

 ドウダンツツジは「灯台躑躅」と呼んだのが変化したという。

灯台といっても、昔、3本の棒の真ん中を紐で縛り、開いて立てて

上に油を入れる皿をおいて灯りをともした燭台のこと。

枝が開いて立てた棒のかたちに似ているのだそうだ。

「満天星マンテンセイ」という呼び方もあるみたいだが、

こちらは理由の説明が見つからない。多分、垂れ下がった白い花の

様が満天の星のように見えたのだろう。

 

 上空から飛行機の爆音が聞こえたので、空を見ると、いつものように、

西を向いて旅客機が小さく見えた。空が綺麗だし、飛行機が写るかと思って、

シャッターを押したが、無理だった。然し、青空は今日も美しかった。

 

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 いつものように可憐な草花も撮って来た。

 

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