今日から朝の気温が10度台に下がった。
過ぎた春に大いに目を楽しませてくれた桜や海棠の枝葉が伸び放題。
梅雨の前に剪定して、肥料をやって来年に備えておこうと考えた。
足に不安があったが、脚立に乗って大奮闘。今朝は半分位作業して
止めておいた。
桜は15年位前、ある病院でバイトしていた時に、看護師さんが
「患者さんが置いて行ってしまい、捨てるのも厄介なので
貰ってくれない?」と持って来た。
根の付いた花木は「根が付く」と云い、入院や病気が長引いては
いけないからと、お見舞いには避けるもの。多分、知人・友人ではなく、
ごく親しい人、例えば、娘さんが老いた母に元気な桜の花を見せようと
病室に持ち込んだのだろう。
人の背丈ほどもある植木で、豪華な花が咲き誇っていた。
喜んで受け取り、自宅の小庭に植えたら、良くついてくれて、
幹がドンドン太くなり、このままでは剪定が困難になるので、
今年は枝を鋸で切って大分詰めた。
名前は知らなかったが、ネットで調べたら、緋寒桜のようだ。
すぐそばの枝垂れ桃は毎年小さいが実をつける。ところが、
今年初めて、この桜が実をつけた。確認したのは3個だけだが、
一個は赤くなっているので、写真をとっておいた。
満開の写真と実(多分さくらんぼ)の写真を載せる。
来年はどうなるか、楽しみが増えた。もし、さくらんぼなら味わってみたいもの。