新元号

 4月1日に新元号が発表されるそうだ。 

つまり、新時代に入ると云うことだ。

 

 「平成」は31年続いた。「昭和」は64年。「大正」は15年。

「明治」は45年。 

 

 平均寿命が延び、三時代に跨って生きられるようになった。

 

 いろいろあったが、ふと思いだすのは、「寄席」のこと。

 

 ラジオが登場してからは、落語、漫談、漫才、講談などの

「寄席」芸が自宅で聴けるようになった。

 

 テレビが登場したら、居ながらにして映像まで観れるようになった。

 

 然し、落語と漫才は残ったが、漫談とか講談、浪曲浪花節)は

何処へ行ってしまったのだろうか。 なかでも、講談は良かった。

 

 そのような古典娯楽でも、だんとつ一番の思い出は

落語の「寿限無 寿限無」である。

 

 新年号とかけて、落語のお目出度いお噺、「寿限無 寿限無」と

解く、というのはどうだろうか。

 

 CDになっていると思うが、文字で見たくなったから、

ネットから写した。

 

 寿限無 寿限無 五劫の擦り切れ 海砂利水魚

 じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの

 水行末 雲来末 風来末    

 すいぎょうまつ うんらいまつ ふうらいまつ

 薮ら柑子の 藪柑子 

 やぶらこうじの やぶらこうじ

 パイポ パイポ パイポのシューリンガム

 シューリンガンの グーリンダイ

 グーリンダイの ポンポコピーノの ポンポンポコナー

 長久命の 長助

 ちょうきゅうめいの ちょうすけ

 

 新年号、おめでとうございます。