暖かくなったら、そこいらじゅうに、ピンク系の花が
咲き乱れている。 樹を見れば、梅と桜の違いは分かる。
然し、桃は分かりにくい。 調べていたら、あんず(杏)が
出てきた。 そう云えば、杏と云えばアプリコットとか、
ジャムとか、杏仁豆腐は知っているが、花については
何も知らないことに気が付いたので、ネットでお勉強。
何と、杏(杏子)はバラ科サクラ属で、花は白とかピンクとか
桜と良く似ている。 下記はネットから借りてきた写真。
ついでに、実の写真は:
更に、行ったことが無い、「あんずの里」の写真:
原産地はヒマラヤ西部。 開花時期は3~4月。
花言葉は「乙女のはにかみ」。
桜より一足早く「はにかむ」ように咲くからだそうだ。
実はジャムなどにするが、種から漢方薬が取れる。
名称は「杏仁(きょうにん)」。 咳、痰に効く。
大昔、中国で、ある医者が患者から、治療費のかわりに
薬を取る目的で、杏の樹を寄付させたのが、林になり、
「杏仁」を大量に作れた。 これから、「杏林」が
医者を表すようになったという。