4月12日 あんずの花物語り

 暖かくなったら、そこいらじゅうに、ピンク系の花が

咲き乱れている。 樹を見れば、梅と桜の違いは分かる。

然し、桃は分かりにくい。 調べていたら、あんず(杏)が

出てきた。 そう云えば、杏と云えばアプリコットとか、

ジャムとか、杏仁豆腐は知っているが、花については

何も知らないことに気が付いたので、ネットでお勉強。

 

 何と、杏(杏子)はバラ科サクラ属で、花は白とかピンクとか

桜と良く似ている。 下記はネットから借りてきた写真。

 

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 ついでに、実の写真は:

 

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 更に、行ったことが無い、「あんずの里」の写真:

 

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 原産地はヒマラヤ西部。 開花時期は3~4月。

 

 花言葉は「乙女のはにかみ」。 

桜より一足早く「はにかむ」ように咲くからだそうだ。

 

 実はジャムなどにするが、種から漢方薬が取れる。

名称は「杏仁(きょうにん)」。 咳、痰に効く。

 

 大昔、中国で、ある医者が患者から、治療費のかわりに

薬を取る目的で、杏の樹を寄付させたのが、林になり、

「杏仁」を大量に作れた。 これから、「杏林」が

医者を表すようになったという。

杏林大学という医大の名前の所以か。)