十和田湖の乙女像

 今夜、CATVで「東北新幹線はやて殺人事件」という映画を観た。 

殺人の被害者の名前が奥田豪で通称「オクちゃん」と聞いてビックリ。

 

 然も、乗ったことの無い東北新幹線が登場するので興味を惹かれた。

 

 更に、大昔、観光で訪れた十和田湖の乙女像の映像が流れ、

前に調べたことがあったが、念のため、再度調べたら、

新事実が分ってビックリ。

 

 この乙女像は詩人で彫刻家の高村光太郎の最後の作品で、

モデルは「智恵子抄」で知られた、愛妻智恵子と思っていた。

然し、それだと、若々しく体格のいい像はオカシイ。

 

 今回、調べたら、顔は智恵子だが、体は藤井照子という

東京の19才のモデルだったと分かりビックリしたが、

これで納得出来た。

 

 二体の裸像が向き合って立っているのも、意味が分らない

ままだったが、今回見つけた解説では、光太郎がボートで

湖上に出て、立地条件を調べている時、湖面に写る自分の

顔を見て、同じ顔が向き合うイメージを得たとのこと。

 

 これも意味が分らないが、二体の背中の線が上空で交わる

三角形で「無限」を表したとのこと。

 

 凡人には理解しきれないが、ミステリアスな十和田湖には

似合っている。