リンゴの効用

 1年前、癌が見つかり、横行結腸から下行結腸にかけて、

癌のあるところを中心に20センチ切り取られた。

 

 ゴルフで鍛えていたし、体は丈夫に出来ており、手術も開腹

ではなく、腹腔鏡手術だから、手術後の恢復も早く、傷跡も

目立たず、何も無かったかのようだった。

 

 ところが、今年に入り、大腸が短くなったからか、

お腹の形がいびつになり、更に肥満が進行、ついに

「ポッコリおなか」になり、医者に相談したが原因が

分からない。

 

 以前、前立腺癌になり、放射線治療と男性ホルモン

抑制剤の注射などで、癌は殆ど無くなったが、この

男性ホルモン抑制剤が肥満の一因らしい。

 

 大腸癌が出来て腸の機能に支障があったのが、

癌を取ったら腸の機能が回復し、今度は吸収が

良くなったのに、筋肉への糖の吸収が悪く、

肥満になったようだ。

 

 散歩は毎日のようにしているが、散歩くらいでは

筋肉が増えないことは知っていた。 手術後のリハビリで

スクワットをすることを勧められてはいたが、怠けていた。

 

 但し、体重は常に注意してきた。 

以前は73キロで定着していた。それが、大腸の手術後

じわじわと増えて75キロになり、食事に注意していたが、

急上昇して77キロとなって、慌てて勉強を始めた。 

 

 ネットで調べていたら、「名医が教えるダイエット」

というテレビ番組が大分前にあったようで、内容は

「初診予約は4年待ちの名医が教えるダイエットに

必殺の一品」で「便活ダイエット」の著者のお話。

 

 一品目はヨーグルトでこれは驚く事では無い。

二品目は食物繊維でダイエットに効果があるのは

こんにゃく、なめこ、海藻、りんご。 

さつまいも、大豆、ごぼう、きのこ、などは

食物繊維は豊富だが、水分の吸収が悪く、便秘の

原因になる場合もあり、ダイエットという観点からは

逆効果もある。

 

 驚いたのは「リンゴ」。「一日一ケのリンゴで医者いらず」

なんだそうだ。 但し、皮をむいてはいけない。

皮のすぐ下が大事なのだそうだ。

 

 余談だが、ニューヨークの別名は「ビッグアップル」という。

映画でも良く見るが、アメリカ人は生のりんごを手とか衣類で

拭いて、丸かじりする。

 

 焼きリンゴもおすすめで、半分に割って、スプーンで芯の部分を

くり抜き、普通は砂糖とバターを使うが、ダイエットには

蜂蜜とオリーブオイルを一さじづつ真ん中にたらして

オーブンで焼き上げる。

 

 今日のテレビでも年を取ると、運動不足と体内機能低下で体重が

増えると云っていた。 肥満も一種の病気だから油断は禁物。

 

 最後は口直しにスーパーで売っていた新種らしい「あじさい」の写真。

 

 

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