これまでの実戦での「心得」はあくまでも筆者の経験則からにじみ
出た結論であり、このへんからはその根拠と云えるようなことを
書いて行きます。
(イ)最近の「大当たり確率」は99分の1、199分の1、319分の1など
である。これは平均すると99回転の間に1回大当たりがありますよ、
とか、199回転の間には1回大当たりがありますよ、ということでは
あるのですが、実際に打っているとそうではありません。
理由はお客に喜んでもらうには「連チャン」をさせなければならない
からです。連チャン状態の時は大当たりと大当たりの間隔が非常に
短いですよね。だから、連チャンの前と後は間隔が長くなります。
(ロ)台には「好調」と「不調」があります。この違いを「嗅ぎ分ける」
ことが大切です。「好調」台に気が付かずに、他の台に移ったり、
「不調」台なのにしがみつくのは避けなければなりません。
ただ、厄介なのは、見分け方が難しいのです。簡単な方法は
玉の入りが悪くなったり、リーチのかかる回数が極端に少なく
なったり、スーパーリーチが100回転位してもかからない、とか
とにかく、打つ気が無くなったら、「止めた振りをする」ことです。
カードを抜いて、飲み物を買いに行ったり、トイレに行ったり、
たっぷり間をあけてから、前に云った「ルーティンワーク」をして
から、打ちだすのです。貯玉ではなく、最初だけ現金で打つのは
結構有効です。台が「不調」台でなければ、急に機嫌が良くなり、
数十回転で大当たりするでしょう。もし、変化が無ければ、本当に
やめましょう。
(ハ)かつて、漫画家の先生が画面の見方について書いていました。
①画面に確変絵柄(1,3,5,7,9などの奇数絵柄)が
頻繁に出ているときは、「好調」。
②大当たりは同じ絵柄が3個並ぶと発生する。だから、同じ絵柄が
2個並ぶのも大当たりの予兆です。特に奇数絵柄が頻繁に並ぶと
「好調」のサイン。例えば、339、399、775、など。
大体はこんなところが、実践的「心得」ですが、読み直して誤りとか
追加があったら、あと一度書くつもりです。