この英国の国民的作家は「クリスマスキャロル」で知られている。
確か英語の教科書にも出ていたと思う。
ところが、大学受験で過去の英文解釈の問題が、彼の自伝的作品
「デビッド・コッパーフィールド」から出題されていることを知り、
神田の古本屋を探して原書を購入、英語で読み通した。
その大学に合格したときは、その本の読んだことがある部分が問題に
出題され、すらすらと回答が書けた。良いことが起こる時はそんなものだ。
カズオイシグロ氏もディッケンズを尊敬していたとあり、ディッケンズの
他の作品をアマゾンで探したが無い。そこで、久しぶりに図書館に
行ったら、文庫版「二都物語」上下があったので借り出してきた。
アマゾンで見つからないのは初めてのことで、少し驚いた。
然し、これだけの名作は復刻版を書店で売っているかもしれない。