たばこの値段は現在20本入りで400円だが、国際的にみたら、
まだまだ安いのではないか。
大体、全国一律同一価格というのも変なのだ。
昔の話だが、米国では一番高いのがレストランなどの自動販売機。
コンビニの元祖、デリカテッセンが一番安かったと記憶する。
米国のたばこ生産地はバージニア州、ノースカロライナ州あたりで、
そっちの方に出張やゴルフで行くと、まとめ買いして持ち帰り、
皆にお土産にした。
確かNYなどの四分の一位の安値で買えたと思う。
同じことが、ヨーロッパでもあった。ドイツのデュッセルドルフに
半月ほどの出張をしたとき、日曜に会社のゴルフコンペでベルギーに
行った。 ヨーロッパ、とくにオランダのたばこの値段が高かったと
記憶するが、ベルギーは安いので、みんなまとめ買いして帰ったようだ。
20本入りで「千円」になったら、1日一箱でも、月に3万円となり、
ノンスモーカーが増えるのではないか。
自分の体験だが、医者から「百害あって一利なし」と禁煙を勧められ
ながら、レントゲンでは肺も肝臓もキレイだと云われて油断していたら、
65才を過ぎてから、血圧の下が90、上が150、血糖値が110以上が
続き、弱脳梗塞になり、血液をサラサラにする薬を飲み始めた。
然し、目の筋肉の神経が壊死するという障害が起き、ついに糖尿病と
宣告された。ところが、特に治療は必要なく、ウオーキングを勧められた。
眼の方は2週間で元に戻った。
ところが、血液をサラサラにする薬の効果は無く、高血圧は続いていた。
そして、75才にして狭心症の症状が出て、心臓の冠動脈に心臓カテーテルを
入れて貰い、薬も一挙に増やされた。
ここでようやく禁煙の覚悟が出来た。然し、すぐに吸いたくなり、
我慢せずに一息吸ってみたが、味が「不味い」のである。
何でこんな不味いものを吸っていたのかと、一口だけで捨てた。
それを、さらに、2回やってから、完全に禁煙出来た。
5年後の現在、 血圧・血糖値、その他、すべて正常。