以前、サザンカと椿の見分け方を調べたら、咲く時期が
サザンカは冬で、椿は春ということで、納得したことがあった。
今回は、以前から偶に足の筋肉が引き攣ることがあったが、
暫く歩くと治るので心配してなかったのが、最近、頻繁に
起こるようになり、更に、今度は、手の指が引き攣れる
処方してもらった。
効能とか、飲み方をネットで調べていたら、「芍薬」が
花の名前であり、そこから、「立てば芍薬、座れば牡丹、
歩く姿は百合の花」という諺だか、言い習わしを思いだした。
すると、今度は、「牡丹」は知っているが、「芍薬」という
花は知らないことに気が付いた。 そこで、結局、ネットで
調べたら、これが面白い。
先ず、牡丹も芍薬もボタン科ボタン属で良く似ている。
英語では両方とも「poeny」と呼ばれている。
原産地については、牡丹は中国で、中国の国花。
「花の王」と呼ばれる。 日本には奈良時代に伝来した。
牡丹は樹木で冬は葉が落ちるが、樹は残る。 高さは2m位。
多生草。 高さは60cm位まで成長。
牡丹の樹と花 芍薬の木と花
牡丹の花(大きく、どっしりと貫禄がある)
芍薬の花(やや小振り)
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」の意味は、
芍薬は枝分かれせず、真っすぐ伸びるから、スラリとした立ち姿の
華麗な美人。 牡丹は枝分かれして、低く横に広がっていくから、
落ち着きのある清楚な美人。 牡丹は女王で、芍薬は女性首相か。
咲く時期は牡丹はゴールデンウイークあたりで、芍薬はその後、
だったが、最近は、温暖化で同時。
英語名「peony」の語源はギリシア神話の「医の神=paeonぺおん」。
芍薬の根(球根)からとれる薬は消炎、鎮痛、抗菌、止血、
抗けいれん、などの効能がある。