近所には農地が残っており、作物を観ていると、季節の移り変わりを感じる。
麦畑はあまり見かけないが、数株だけ育って、穂が生えているのを見つけた。 太平洋戦争末期、千葉県の親戚に縁故疎開していた時は、2月ごろ「麦踏み」をしたことを思い出す。
畑の端にアカザが群生していた。 見るたびに、終戦直後の焼け野原に野生していたのを思い出す。 何もかも不足の東京にあって、アカザの葉は「おしたし」や「味噌汁の実」として貴重だった。 英語ではFat Henと呼びニワトリの餌にするそうだ。
しばらく前から葉っぱがドンドン大きくなり、ブロッコリーかと思っていたら、
真ん中に何か生えてきた。 ネットで調べたらカリフラワーのようだ。
畑の畔のビニールシートの覆いの下でキュウリの花が咲きだした。
トウモロコシにも花が咲きだした。実が成るのも近そう。
さやえんどうの花が可愛いと思っていたら、実をつけていた。
ハウスの中ではトマトが育っている。 このトマトがおいしい。
スーパーのは青いうちに収穫するからトマトの味が薄い。
五日市街道に出たら、沿道のお宅の敷地内の孟宗竹の「タケノコ」が空に向かって伸びていてびっくりした。 多分誰も食べないからだろう。
最後は何時もの通り、美しく咲く花たち。