6月3日 「金色夜叉」

 尾崎紅葉の「金色夜叉」は超有名なお話。

「熱海の海岸散歩する 貫一・お宮」

「来年の1月17日の月は私の涙で曇らしてみせる」

 

 この場面だけが一人歩きしていて、ストーリー全体は知らなかった。

年を取ってやることがないから、気になると調べるのが楽しみ。

 

 キンドル版で「尾崎紅葉 金色夜叉 ビギナーズ・クラシック」を

読んでみた。 紅葉は35才で病死したから、この作品は6年間連載の

途中で未完にとどまっている。

 

 新聞の連載小説の元祖だそうだが、連載小説で売り上げが大いに

伸びたというのは、明治という時代を表す話。

 

 こんなものを夜中に読んでいるから寝不足になり、

眠気に悩まされるが、花の写真は撮ってくる。

 

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 背景の壁の色との組み合わせが面白く、油絵のような写真。

 

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 都会には珍しい南国のような風景。

 

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