6月4日 「幸福の条件」

 何故か理由は分からないが、あるアメリカの映画に

心を奪われた。

 

 映画の題名は「幸福の条件」と漠然としているが、原題は

「Indecent Proposal」。 直訳すると「Decentでは無い、即ち

優雅の反対。 失礼な、とか、失敬な、提案、申し込み」

ということ。

 

 「愛は金で買えるか」という主題が面白い。 アメリカ人らしい

着想で、原作は22か国語に翻訳されたとのこと。

ストーリーと台詞が気に入った。

 

 映画は1993年に封切り、大ヒットしたらしい。 中古DVDを

買ったが、字幕版と日本語吹き替え版と両方観てしまった。

全編期待以上で珍しく不満が無かった。

 

 調べたら、原作はJack Engelhardで、この作品がヒットして、

売れっ子作家の仲間入り。 兎に角、台詞が気に入ったので、

邦訳を探したら文庫本があったので注文してしまった。

 

 あらすじは「くだらない」「ありえない」という見方も出来るが

エンタメ作品としては合格だと思う。

 

 ネタバレは控えたほうが良いと思う。