何故か理由は分からないが、あるアメリカの映画に
心を奪われた。
映画の題名は「幸福の条件」と漠然としているが、原題は
「Indecent Proposal」。 直訳すると「Decentでは無い、即ち
優雅の反対。 失礼な、とか、失敬な、提案、申し込み」
ということ。
「愛は金で買えるか」という主題が面白い。 アメリカ人らしい
着想で、原作は22か国語に翻訳されたとのこと。
ストーリーと台詞が気に入った。
映画は1993年に封切り、大ヒットしたらしい。 中古DVDを
買ったが、字幕版と日本語吹き替え版と両方観てしまった。
全編期待以上で珍しく不満が無かった。
調べたら、原作はJack Engelhardで、この作品がヒットして、
売れっ子作家の仲間入り。 兎に角、台詞が気に入ったので、
邦訳を探したら文庫本があったので注文してしまった。
あらすじは「くだらない」「ありえない」という見方も出来るが
エンタメ作品としては合格だと思う。
ネタバレは控えたほうが良いと思う。