今年は東京オリンピックの年だし、年男だし、という
ことか、何故か、張り切っている。
東京の港区で育ち、商社に就職して、ニューヨークに
単身赴任。 親の死に目には会えないよと宣告されて、
その通り。 その後、家族帯同してニューヨークに転勤、帰国。
次は、米国のコロラド州に単身赴任。帰国して自主退社。
ようやく、自由の身になって、伊豆半島に家を建てて、
50才で、所謂、リタイヤの生活。 まわりは定年過ぎの
お年寄りばかり。やはり、最後は東京の西のはずれに落ち着く。
70才にさしかかって、身体のほころびが出始めたが、
最新の医療で乗り越えた。だから、今年はやたらに張り切って
いるが多分大丈夫だろう。
今日も上天気。 昼までごろごろしてから、外に出た。
世の中は住みやすくなった。街路樹は枝を切り落とされ、
みすぼらしいスケルトン状態だが、落ち葉は掃かなくて済む。
何とか、かわいい花たちにも会えた。 ありがとさん。
帰りは暮れなずんできて、西の空が火事のよう。
中央に見えるのは西武立川駅そばの昭和の森ゴルフコースに隣接する、
ゴルフ・ボールの打ちっ放し場(ドライビング・レンジ)の防護網。
火事ではない、念のため。 黒々と突っ立っているのは銀杏の街路樹。