1月9日 記憶の発掘ー米国の正月

 年を取ると新しい経験は殆ど皆無だが、知識の探求には

限界を感じない。 つまり、「人生は一生勉強」。

 

 他方、年を取ると記憶のストックは膨大である。

今年は「一生勉強」と並行して「記憶の点検」を始める。

 

 東京育ちだから、正月休みは家の「こたつ」で丸くなるだけ。

然し、米国に家族帯同で駐在したときは、家族旅行に出かけた。

 

 今回は、大西洋上に浮かぶ「バミューダ島」のお話。

 

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 「バミューダ・トライアングル」という「世界の不思議」の舞台として、

バミューダ島の名前は知ってはいたが、今回調べたら、実際に行って

持ち帰ったイメージとは大分違った。

 

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 マイアミ・バミューダプエルトリコの三角地帯で消息を

絶ったと思われた船舶や航空機について書かれた書籍が

大ヒットしたそうだ。 

それ以来、「バミューダ・トライアングル」という名前が

定着したが、研究の結果、事実ではないと見られている。

 

 厳寒の米国北部の住人はニューイヤー・ホリデーシーズンは、

南の海へ出かける。 普通はフロリダかカリブ海の島々に行く。

 

 我が家は子供が小さかったから、最初はフロリダの

デイズニー・ワールドにマイカーで出かけた。 

途中、モーテルに二泊、目的地に大晦日の昼頃到着、

空いているところを見物。翌日、見物後帰途に就く。

然し、「スモールワールド」しか記憶には残っていない。

 

 次の年に、「バミューダ・トライアングル」に対する

興味から、格安のツアーに申し込んだ。 近いと思ったが、

ニューヨークからは3時間以上かかった。

 

 島内観光については現地についてから考えた。 

人気コースはスキューバ・ダイビング。 然し、経験はないし、

子供が小さいし、気温も20℃位しかないから、ゴルフと鍾乳洞

見物のみ。 今になって気が付いたが、レンタカーで島内めぐりを

すべきだった。

 

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 ボールには The Castle Harbor Bermuda と書いてある。

 

調べたら、バミューダ島は米国ではなく英国の海外領土だった。

 

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 約40年前に、実際に目にした光景は土埃りが舞う、荒れ地ばかり

だったが、2005年度の一人当たりのGDPは$76,403で世界一。

2010年度、首都ハミルトンは世界34位の金融センターで

タックスヘイブンだそうだ。

 

 ちなみに、最近の世界の金融センターとは:

 

ニューヨーク、ロンドン、香港、シンガポール、上海、東京、

北京、ドバイ、深圳、シドニーなど。

 

 やはり、折角、訪ねるなら、とことん、調べてからだ。