ブラック、スイート カヌレについて

 秋田県横手市在住、ペンネーム「さかき原 枝都は」さんが

ウエブサイトで連載中の「甘いカヌレをあなたに届けたい~

Black Sweet - Canelé」という小説に出てくる「カヌレ」という

名前が分かる人は少ないだろう。

 

 フランス語という見当はつくかもしれない。実は、その通り、

フランス由来のケーキなのである。

 

 実物は下の写真のようなスイーツだが、ケーキ屋さんの

ショーケースを覗いても、まず見つからない。

 

 然し、ネットで調べれば売っている店は結構見つかる。

自分は武蔵村山イオンモール内のFLO PRESTIGE PARISで

買っている。

 

 今度のバレンタインデー(2月14日)にチョコの代わりに

あげたら驚くかも。

 

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 何にでも誕生秘話があるものだが、まずは、それから。

 

 時は17世紀、ワインで知られたフランスのボルドー地方で

ワインの澱(おり)を取り除くのに、卵の白身を入れていた。

すると、黄身が余ってしまうが、女子修道院の尼僧たちが

ケーキに焼くことを始めた。

 

 作り方は小麦粉、牛乳、砂糖と練り合わせて、

キャンドルを作る容器に詰めて焼いたもの。 

カヌレという名前は、その容器の「溝」のこと。

 

 1970年(昭和40年)、パリのあるパティシエが

ラム酒とバニラを加えたカヌレを発売するや、一気に

人気が高まった。 

 

 そのパティシエの名はLemoine ルモワンヌ。

 

カヌレ」物語は「カクヨム」と「アルファポリス」で連載中。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884200159

https://www.alphapolis.co.jp/novel/530521926/575237576