今日は毎年恒例なのだが、千葉の亡き従兄の身内宛に
絵葉書を作った。 テーマは彼が育てていた大事な若木を
我が家の新居の坪庭にと譲ってくれた「枝垂れ桃」である。
この樹は接ぎ木だからか、幹が順調に太らない。
然し、花は毎年元気に咲いてくれる。
植木にも育てた人の精が宿っているような気がして、
毎年、開花の写真をハガキに印刷して、遺族に送っている。
謂わば、子か孫の成長ぶりを知らせるようなものである。
接ぎ木というのはハイブリッドだから、変わった花が
咲いてきそうで面白い。 今年は、紅色が増えて、白と
五分五分になった。 そこで、パソコンのファイルから
過去の写真を取り出して変化の様子を見てみた。
2011年 紅色がまじってはいた。
2012年 紅色が減った。
2016年 白が優勢になった。
2017年 紅が無くなりそうだった。
2019年 紅色が盛り返してきた。
2020年 将来紅色が優勢になりそうな予感。
散歩は禁止されていないようなので、買い物がてら出かけたら、
変わった花に出会えた。
珍しい花を見つけてきて育てるのは、ご苦労もあるが喜びも大きいと
察せられる。 その成果をタダで観賞させて頂いて感謝。