はがきの名文コンクール

 今日の朝日新聞の朝刊で懐かしい広告を見つけた。

 

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 選考委員に大好きな村山由佳先生と尊敬する五木寛之先生の

お名前が並んでおり、何回か応募したが、まだ入賞したことはない。

今年は第6回だそうだが、今後も無くなることはないだろう。

 

 自分は願い事はほぼ叶い、平均寿命を大分過ぎてこれ以上は

願っても無理なことしか無いから、応募原稿の手が進まない。

 

 今回は気になって(気になると調べるのはボケ予防になるし)

奈良県御所市の一言主神社」のことを調べてみた。

ところが、一言主神社茨城県常総市にもあり、一寸驚いた。

809年12月23日に大和国葛上郡葛城(現在の奈良県御所市)

から祭神「一言主大神」を呼んで祀ったのだそうだ。

よく神社は同じ名前の神社が全国にあるが、そうではないようだ。

 

 「一言主神社」は「一事主神社」とも呼ぶのだそうだ。

つまり、「一言だけ願いを叶えてくれる神様」という意味の

外に「一生に一度だけ願いを叶えてくれる神様」の意味が

あるらしい。 

 

 どこの国の諺か知らないが「人は誰でも、一生に一度はビッグ・

チャンスが訪れる」という言葉を読んだことがある。

それと、「運という神様の額は禿げている。」という、これは

英語の諺で、ご自分の「おでこ」に触りながら予備校の先生が

話してくれた。 意味は髪の毛が後ろにしか無いから、それを

しっかり捕まえないと運の神様は逃げてしまう、ということ。

 

 自分は「運」とか「ツキ」は沢山頂いてきた。 

「ツイてない」という思いをしたことはあまり無い。

「運を天に任せる」という考え方もしたことはない。

「願えば叶う」「努力すれば必ず報われる」「継続は力なり」

「やって出来ないことは無い」など、ポジティブというか、

呑気な性格だからである。

 

 そんな性格だから「一言の願い」のハガキを出してもダメと

分かっているが、「一生に一度だけのご利益」を期待して、

今年も「一枚」だけ出してみるか。