セカンド・ワルツ続々編

 ショスタコービッチの「セカンド・ワルツ」については、

二つの疑問があった。

 

 一つは元々は1955年のソ連映画「第一軍用列車」のために

作曲したというが、この映画はどんな内容かということ。

これについては、話が長くなるので、後回しにして、二つ目の

疑問を先に解決しておきたい。

 

 二つ目の疑問はセカンド・ワルツというからには、ファースト・

ワルツがあるのではないか、ということ。 YouTubeで探したら

それらしき曲があった。 下の三つの演奏である。

映画のテーマでは無いようだ。

 

https://www.youtube.com/watch?v=-DF5a99zK2c

https://www.youtube.com/watch?v=kIP0AqvsJLU

https://www.youtube.com/watch?v=3tGOFEgDzug

 

 「第一軍用列車」については、CELLOLOGUEさんのブログを

読ませて頂いた。 YouTubeを見つけて下さったのだが、

ロシア語なので内容は良く分からない。

 

 集団農場の開拓の話で、セカンド・ワルツが何処で使われて

いるのか探したが、初めての麦の収穫を祝うところで出てきた。

 

https://www.youtube.com/watch?v=tF3V0Uiof5s&feature=emb_err_woyt

 

 全部見た証拠に下記の写真を載せて置く。

 

 開拓団を運ぶ列車

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 農場の成功祝賀会

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 一人の農夫の不注意で火災が発生して麦畑に燃え広がるが消し止める。

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 「セカンド・ワルツ」は2か所に使われている由だが、宴会で

楽器の演奏にあわせて、皆で踊る場面ではロシアの民謡みたいな曲が

使われている。

 

 映画の中身は雪解けの時期に現地に到着。

土地を耕し、テントを張り、住居を建て、

夏を過ぎて収穫の時期までの様子を描いている。