2020.12.12 「幻のお米ー多古米」

 去年に続いて今年も千葉県の親類から頂いた「幻のお米ー

多古米」に感激した。

 

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 何故「幻のお米」と呼ばれるのか、ネットで検索してみた結果:

多古米(タコマイ)とは?幻のお米とも呼ばれる千葉のブランド米を紹介! | BOTANICA (botanica-media.jp)

 

 75年前の太平洋戦争の後は、統制経済と言って品物は自由に

買えなかった。 お金も預金があっても自由にはならず、

政府から支給される収入印紙のような「証書」というものを

貼らないと使えなかった。

 

 食糧難だから着物とか金目の物を持って地方の農家を訪ねて

大豆とかサツマイモなどの食物に代えて貰った。

 

 黒い煙を吐く汽車ポッポの中に警官が入ってきて、リュックや

風呂敷にお米を入れているのが見つかると没収された。

 

 お米は「外米」という輸入品が巾を利かせていた。 

粒が細長く、炊くとボソボソしていたタイ米はチャーハンにして

食べた。

 

 国産米は配給で、お米屋さんに「通帳」というものを持って

行って、家族の人数分だけ売って貰えた。

 

 アメリカに駐在したときは、日本食料品店で日本のお米を

手に入れられたが、一般のスーパーでカリフォルニア米という

陸稲(おかぼ)」を買って食べてみたら、日本米とあまり

変わらなかった。

 

 魚沼産のこしひかりが一番おいしいと思っていたが、

多古米はそれ以上とのこと。 

 

 戦後を地獄とすれば、現在は天国である。