去年に続いて今年も千葉県の親類から頂いた「幻のお米ー
多古米」に感激した。
何故「幻のお米」と呼ばれるのか、ネットで検索してみた結果:
多古米(タコマイ)とは?幻のお米とも呼ばれる千葉のブランド米を紹介! | BOTANICA (botanica-media.jp)
75年前の太平洋戦争の後は、統制経済と言って品物は自由に
買えなかった。 お金も預金があっても自由にはならず、
政府から支給される収入印紙のような「証書」というものを
貼らないと使えなかった。
食糧難だから着物とか金目の物を持って地方の農家を訪ねて
大豆とかサツマイモなどの食物に代えて貰った。
黒い煙を吐く汽車ポッポの中に警官が入ってきて、リュックや
風呂敷にお米を入れているのが見つかると没収された。
お米は「外米」という輸入品が巾を利かせていた。
粒が細長く、炊くとボソボソしていたタイ米はチャーハンにして
食べた。
国産米は配給で、お米屋さんに「通帳」というものを持って
行って、家族の人数分だけ売って貰えた。
手に入れられたが、一般のスーパーでカリフォルニア米という
「陸稲(おかぼ)」を買って食べてみたら、日本米とあまり
変わらなかった。
魚沼産のこしひかりが一番おいしいと思っていたが、
多古米はそれ以上とのこと。
戦後を地獄とすれば、現在は天国である。