2021-04-19 大腸内視鏡(追加)

 これは昨日の「大腸ポリープ摘出」の続編。

 

 素人考えかもしれないが(患者はほぼ全員素人だ)、

自分の体験とネットで検索して得た乏しい情報を整理した

結果をまとめてみた。

 

(1)大腸内視鏡(下部内視鏡、大腸カメラ)の術後、

   指や着衣にブルーの色素が付いていたが、これは以前に

   ネットで調べたとき患部を良く見るために着色することが

   あるとあったから驚きはしなかった。

 

(2)本日ネットで調べて見つけた話を追加。

   「NBI」という「特殊光観察」があるとあったが、

   これは上記の「青色」着色のことかもしれない。

   「拡大内視鏡」という110倍までの映像拡大機能が

   あるとあったが、これも既に使われているのかも

   知れない。

 

(3)次は「洗浄液」の種類と飲み方を調べた結果。

 

(イ)一般的には「モビレップ」と「ニフレック」を使用。

   「モビレップ」は後期高齢者には使用しないという

   解説もあったが、先月の検査では「モビレップ」だった。

   (年齢85才と完全に「超」後期高齢者なのに)

   「モビレップ」のほうが少ない量で早く洗浄できるよう

   なのだ。 だから、通常の当日洗浄をして検査の場合には

   「モビレップ」を使うのだろう。

 

(ロ)今回は心臓疾患のあと血液凝固抑止薬(血液をサラサラに

   する内服薬)を常用しているケースであり、ポリープを

   腸壁から切り取った際に出血し、それが止まらないと

   いけない。

   そこで、先ずこの薬の服用を止め、ヘパリンという

   オペ用の血液凝固抑止剤を1週間直接血管に入れるために

   入院が必要になった訳だ。

 

(ハ)次に、ポリープを正確に見つけるためと、除去作業を

   完璧にするために、腸内洗浄の方法も念を入れたものに

   なったらしい。

   ところが、ネットで調べたら、腸内洗浄液を飲む際に

   結構吐き気がすることが分かった。(「偶に」ではない?)

   それと、前日の食事は「流動食」が常識だが、驚いた

   ことに「果物、野菜、海藻」は避けろとある。 

   勿論、洗浄され難いからだろう。

 

(ニ)今回は事前に説明が無くて驚いたが、昨日の繰り返し

   になるが、前日から腸内洗浄が始まった。

   然し、食事は他の患者と同じで、腸内洗浄前の

   特別食では無かった。(これも質問して分かった)

   今、実際のメニューを調べたら、朝食に小松菜と

   もやしとゴマが入っていた。昼食にはヒジキと

   切り干し大根とマンゴーが入っていた。

 

(ホ)「流動食」にせず、昼食後、胃の内容物が小腸に

   移動する時間を考えずに洗浄液を飲み始めたから、

   「吐瀉」したのもうなずけた。 

   病院関係者だけではなく、患者側も事前に知って

   おくべきと考える次第。