商社の駐在員として長期間米国で暮らした。
何回も転居をしたが、住居スタイルは殆どが
戸建て住宅だった。
冬場の室内空調の日米間の差は大きい。
米国では、厳冬でも室内では半袖のシャツで
過ごせる。
映画で何も着ないでベッドに入るシーンが
あるが、暖房が行き届いているから可能
である。
戸建て住宅でも地下室にボイラーがあり、
重油を焚いてスチームを作り、全室に
供給している。
東京は北海道や東北とは違い、それほど
気温が下がらないから、冬の室内暖房は
石油ストーブとか電気・ガスヒーター。
夜は毛布+電気毛布+綿入り掛布団と
いうのがスタンダード。
然し、今年は年のせいか、蒲団が重くて
仕方がない。 それに電気毛布の
コードも邪魔臭い。
電気毛布で間に合っていたし、値段が高い
こともあり、羽毛蒲団には関心が無かったが、
テレビやパソコンのコマーシャル
「羽毛より暖かい掛布団」を調べてみた。
もし、十分暖かくなければ綿入り掛布団を
止めて、「羽毛より暖かい掛布団」+
電気毛布+毛布という組み合わせにすれば、
重くてしょうがないのだけは解決出来る
からと購入を決めた。
実際に使ってみたら、不思議なことに
「羽毛より暖かい掛布団」一枚だけで
寒くないのである。