天気が良いので、西武立川駅南口のスーパーの
駐車場に車を置いて散歩がてら玉川上水の鯉を
見に行った。
そばには小さな公園があり、数本の大きな
桜の樹があり、毎年、春には満開の花で目を
楽しませてくれるところでもある。
上水の南側には昭和の森ゴルフ練習場があり、
駐車場もあるが、西武立川駅から近いので、
数本だけ入ったバッグを肩に掛けて電車で
通うゴルファーも見かける。
玉川上水には橋が沢山かかっており、水面を
見下ろすと鯉が泳いでいるところがある。
種類は黒い色ばかりだが、今日は錦鯉らしい
綺麗な鯉が一匹いた。最初は岸に近いところに
いたが、スマホで写真を撮り始めたら、
嬉しいことに川の真ん中に向かって泳いで
くれて、美しい姿を連続で撮れた。
鯉は「鯉の瀧のぼり」と云ったり、子供の日の
「鯉の吹き流し」とか、強く、めでたい魚と
されているが、実際に可成り長寿の魚の
ようで、200才以上というギネス記録が
あるそうだ。平均でも20~30年は
生きるようだ。
余談だが、昔から、鯉は精が付くと云われ、
病人に生き血を飲ませたり、料理としても
「鯉のあらい」という刺身で食べたりする。
実は、昔、千葉県の親戚を訪ねた際、今は亡き
従兄が「良いところへ行こう」と、大分離れた
田んぼの中にある農家に連れて行ってくれた。
その農家は水槽に井戸水を流し込み、その中で
泥を吐かせながら鯉を飼育していた。
直ぐに食べられるようにと、三枚におろして
もらって買ってきたことを思い出す。