チューリップを見ると、ある風景を思い出す。
今朝、小さいながらヴァラエティに富んだチューリップ畑を
見掛けた。日本の家庭の庭らしく、ささやかながら嬉しくなる眺め。
記憶にある風景とは、ドイツからオランダのアムステルダムとロッテルダムに
車で出掛けた帰りの事。チューリップ畑とその向こうに風車が見えた。
まるで油絵のように記憶に焼き付いている。たった一度見ただけだが、
チューリップを見るたびに記憶が蘇る。矢張り、若い時から外国に憧れ、
外国の土地を見てきたのが記憶の蔵に一杯詰まっているのが嬉しい。