20231030 視力と人生

若い時は右目が1.2、左目が1.0と

眼は良い方だった。

 

大学受験の時は英単語カードに

単語の他に作文力をつけるために

文章まるごと小さい字で書いて暗記した。

それが45才あたりから老眼になり、

それも原因で50才で商社勤務を辞めた。

 

老眼とは厄介なもので、度数を上げて

10個位は老眼鏡を作った。

車の運転用、パソコン用、読書用のほか

遠近両用も2回作ったが、頭が痛くなるので

使わず無駄になった。

 

(これだけハイテクが進歩したのだから

度数を電子的に自動的に調節するメガネは

出来ないものかと思っていたらそろそろ

出て来そうだが。)

 

年を取ってから車の運転中とか舗道を

歩いていて、目の前の直線が並行では無く、

先の方で交わって見え、眼科医に行ったら

左目の筋肉の一部が壊死したためだが

自然に治ると云われてほっとした。

然し、糖尿病のサインだと云われ、

病院に行って薬を貰い始めた

 

その後白内障とか緑内障を警戒して時々

眼科医に行っていたら、大分経ってから

白内障にはなっていないが、少し濁って

来たからと白内障予防の点眼薬を出して

くれたが、目薬というのは億劫なもので

すぐやめてしまった。

 

87才になってから運転中前方がまぶしいのが

気になって、かかりつけの眼科医ではなく、

総合病院の眼科を受診したら、視力が低下

していて運転免許更新は出来ないと脅かされた。

直ぐに白内障の手術をしろと云われたが、

予約が混んでいて2~3か月先とのこと。

 

そして白内障手術をしたら、視力が右目1.2、

左目1.0と若い時の状態に戻った。

然し、パソコンや読書には弱い老眼が必要。

 

さて、このブログを書きだした理由だが、

それは45才で老眼になった時に白内障の手術、

つまり、弾力性が劣化した水晶体を取り出し、

アクリル製の人工レンズを挿入したら、

老眼鏡を幾つも作る手間は省けたのでは

ないかと考えていたら、今朝の朝日新聞

ある眼科医の「人生が変わる白内障手術」

という本の広告を見つけたからである。

早速、キンドル版を購入してざっと

読んでみたが、私の疑問の答えは

見つからなかった。