昔から6月10日は「時の記念日」と云われてきたが、何のことか
知らないままだったから、一寸だけ調べてみた。
1920年に文部省とか天文台が何か由緒のある時計が初めて鳴った
日を記念日としたらしい。 国の祝日にしようという動きもあったが
実現してない。
要するに、日本の近代化の初期に、欧米並みの時間の観念を国民に
植え付けようとしたものらしい。
「時間に正確に」というのは常識だが、日本の鉄道とか旅客機の
時間が正確なのはやはり世界を意識した結果だとすれば、記念日の
制定は意義があったと云うことになる。
「時は金なり」という諺があるが、こちらのほうは未だ意味不明瞭。