今年の夏の酷暑で昔の「避暑」の仕方を懐かしく思い出した。
エアコンなんか無かった時代。 終戦直前は田舎にいたから
小川で水浴び。 東京に帰ってからは、区営プールで泳いだり、
伊豆の海水浴場に行って皮膚を焼いた。
夏ゴルフをすると頭痛がする。 先輩たちから塩を舐めると
治ると聞き、茶店に用意してある小皿に盛ってある塩を舐めたが
効かないときもあった。 そのうち、何かで牛乳を飲むと良いと
知り、普段は飲まない牛乳を茶店で飲むようにしたら確実に効いた。
夏の風物としてはかき氷が美味しかった。 田舎でスイカや
ウリを井戸に沈めて冷やして食べたのが懐かしい。
昨今は冷凍庫にあらゆる氷菓が保存されており、食べたいときに
食べられて、有難味を感じなくなっている。
今朝も昨日に続いて涼しかったが、午後も風があって助かった。
車で出かけて、帰って来てから、ほんの少し玄関の植木の剪定をし、
そのあと、近所のお宅の庭を見て回ったら、花を見つけた。
農道の地面にまだ熟していない柿の実が転がっていた。
そばの柿の木を見上げたら、かなり実が付いていた。
酷暑に耐えられない年齢になり、エアコンに感謝している今年の夏。