コロナ・ウイルスの影響で株式市場が大混乱した。
相場というのは上がれば下がる。 最近では、
リーマンショックがあったばかり。
日本の昭和末～平成初めの金融不動産バブルは凄かった。
身近な経験だが、宅地の価格が坪60万円で手に入れたのが
坪1,400万円になった。（２０倍以上）
株式市場では土地などの資産が価格を押し上げた。
ゴルフをやらないと縁は無いが、土地の相場がゴルフ場
会員権の相場も押し上げた。 自分は、プレーをするのが
目的で手の届く会員権を買い込んだ。
自分は総合商社にいたお陰で、毎日外国為替の変動を
見ていたし、金相場の動きにも関心を持っていた。
相場というものは材料があると変動するから、世の中の
動きにも敏感になった。
相場が変動するから、利益をあげるチャンスがあり、
下手に逆らうと大やけどをすることも身に染みていた。
だから、バブルがはじけた時も素早く手仕舞いし、
損失は出なかった。
株とか土地は新聞やTVで報道されるから、何となく
分かっていたが、ゴルフの会員権相場のことは忘れていた。
相棒が入院して、心に隙間が出来、ふと思い出して、
調べてびっくりした。 目を疑い、再三調べた。
上司がメンバーだったので、何回かプレーした狭山は
8千万円だったのに、今や数百万円。 自分が買った
コースで一番頑張っているのが高麗川。 買値は4千万円
だったが、これも数百万円。 小川も一千万は超えた筈だが
今や百万円以下。 多分20分の１位に下がった模様。
「驕る平家は久しからず」と嘆くもいいが、見かたに
よっては、今からゴルフを始める人を羨むべきか。
近所で面白い看板を見つけた。 良い世の中になったものだ。
