12月30日 「年末」の思い出

 年を取ると年末の過ごし方もあっさりしたものとなる。

今日はスーパーで買い物をしてきた。どうせ、2日には買いに行けるから、

簡単な買い物である。玄関を飾るシクラメンは変わり種を買ってきた。

 

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 大昔は貧しさから母親と築地市場に大晦日の夕方買い出しに行ったものだ。

閉店間際だからタダ同然で「持って行け」というのを狙ったのだ。

今とは違って、一週間は食べられる量を仕込んで意気揚々と帰って来たもの。

慣れてきたら年末のイベントとなって楽しみになった。

 

 日本は豊かになった。然し、戦後の貧しさは忘れられない。

貧しいとやりたいことも出来ない。

恋だって出来なかった。

 

 世界には貧しさに苦しんでいる人たちが沢山いる。

いろいろな面で不公平も存在する。

風や海の水のように、「富」が地球上の隅々まで行き渡るよう祈っている。

 

 

 

たばこ増税大賛成

 たばこの値段は現在20本入りで400円だが、国際的にみたら、

まだまだ安いのではないか。

 

 大体、全国一律同一価格というのも変なのだ。

 

 昔の話だが、米国では一番高いのがレストランなどの自動販売機。

コンビニの元祖、デリカテッセンが一番安かったと記憶する。

米国のたばこ生産地はバージニア州ノースカロライナ州あたりで、

そっちの方に出張やゴルフで行くと、まとめ買いして持ち帰り、

皆にお土産にした。

確かNYなどの四分の一位の安値で買えたと思う。

 

 同じことが、ヨーロッパでもあった。ドイツのデュッセルドルフ

半月ほどの出張をしたとき、日曜に会社のゴルフコンペでベルギーに

行った。 ヨーロッパ、とくにオランダのたばこの値段が高かったと

記憶するが、ベルギーは安いので、みんなまとめ買いして帰ったようだ。

 

 20本入りで「千円」になったら、1日一箱でも、月に3万円となり、

ノンスモーカーが増えるのではないか。

 

 自分の体験だが、医者から「百害あって一利なし」と禁煙を勧められ

ながら、レントゲンでは肺も肝臓もキレイだと云われて油断していたら、

65才を過ぎてから、血圧の下が90、上が150、血糖値が110以上が

続き、弱脳梗塞になり、血液をサラサラにする薬を飲み始めた。

 

 然し、目の筋肉の神経が壊死するという障害が起き、ついに糖尿病と

宣告された。ところが、特に治療は必要なく、ウオーキングを勧められた。

眼の方は2週間で元に戻った。

 

 ところが、血液をサラサラにする薬の効果は無く、高血圧は続いていた。

そして、75才にして狭心症の症状が出て、心臓の冠動脈に心臓カテーテル

入れて貰い、薬も一挙に増やされた。

 

 ここでようやく禁煙の覚悟が出来た。然し、すぐに吸いたくなり、

我慢せずに一息吸ってみたが、味が「不味い」のである。

何でこんな不味いものを吸っていたのかと、一口だけで捨てた。

 

 それを、さらに、2回やってから、完全に禁煙出来た。

5年後の現在、 血圧・血糖値、その他、すべて正常。

 

 

 

 

 

 

12月26日 しばしの平静

 このところお天気だけでなく、まわりはしばし平静そのもの。

(「平成」とかけたつもり)

 

 散歩中、風があるので、頭の上は青空ばかり。 

ところが、よく見ると、つき餅をひねって切り離したようなのや、

孫悟空が乗っていたキント雲みたいな白雲があったから、デジカメを

家に取りに行き、道路に戻ったら、いなくなっていた。

 

 かわりに、西に向かう旅客機が見えたから、撮ってみた。

それと、半月(上弦の月)があったから、これも写るかどうか、

撮影してみた。

 

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 何とか写ったが、やはり、空気が澄んでいたからだろう。

 

 今日の変わったことと云えば、一つある。

クリスマスに何もしなかったから、少し贅沢をした。

国産牛の霜降りステーキが食べたくなったが、ステーキは年寄りには

大き過ぎるし、値段も高いから、焼き肉用の小さく切った「ザブトン」

という肩ロース肉を買って来て食べた。 かなりうまかった。

 

 

12月25日 真っ白い富士山

 昨夜ちょっぴり雨が降った。

 今朝は快晴。

 紺碧の空に白い雲がふわふわ。

 これは富士山が良く見えると期待。

 いつもの所へ一直線。 

 待ちに待った白い富士山がいた。

 

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 小さい子供がいないので、X’masケーキもチキンも無しのイブだった。

然し、穏やかで、降雪も無く、事件も無く、ブログのネタも思いつかず、

PCのピクチャー・ファイルで家族の思い出のアルバムを眺めて過ごした。

 

 カズオ・イシグロ氏のノーベル文学賞関連で、チャールズ・ディッケンズの

二都物語」を邦訳で初めて通読した。 翻訳文も旧仮名で読みずらいし、

時代もフランス革命時代。 ストーリーもややこしく、読後、ネットの

解説を読んでようやく理解出来た。 時代が違うとは云え、改めて、カズオ・

イシグロ氏の「日の名残り」は立派な作品だと思えた。 

然し、ノーベル賞作家の作品としては、やはり、パールバックの「大地」が

最高だと思う。

 

 ショパンの恋人で知られているフランスのジョルジュ・サンドフランス革命

時代の女流作家だが、美貌でロマンスの多い女性だったようだ。 

詩人アルフレッド・ミュッセとの恋愛をもとに、彼の死後出した「彼女と彼」

を邦訳で読んだが、およそ200年前に書かれたにも拘わらず、

彼女が実に繊細で情熱的だったことが分る作品だった。

 

 不思議なことに、80才を過ぎたら、興味・関心の行く先が完全にフリーになった。

最近読んだ本をリストにしたら、新旧混じり、分野も滅茶苦茶である。

何かのきっかけで、読みたくなったら読むのだが、古いものについては、

読み漏らしたり、記憶が薄れた作家・作品を読んで、知識の欠けたところを

埋めたいのか、昔は無視していた作家のものも読んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

12月21日 何故か、また、秋田

 先日、「遠くへ行きたい」という地デジテレビの番組で

秋田のリポートを見たが、今度はBS-TBSの夜の番組で

「出羽の伝統と美味を求めて」というリポートを見た。

 

 秋田から山形の風物の紹介だが、興味があったのは秋田。

また、ハタハタの鍋が出たが、ハタハタは今の時期底引き網で

捕るのだそうで、漁船が集う北浦港の写真が良かった。

 

 小学三年の女の子が歌う「船方節」が凄かった。発祥は

山陰地方だそうだが、方言ではないから分かり易く、三味線も

津軽三味線とは違い、繊細な音色で良かった。

 

 このところ、秋田は木造船漂着とか、地上イージス配備とか、

物騒な話題が続いているが、放送局が伝統や人気のある風物を

紹介してくれて嬉しかった。

 

12月19日 お花の写真放出

 最近撮影してきて投稿してない写真が結構ある。

平凡だったり、他に投稿したいことがあって、ファイルに

眠っている。

 

 花の写真は撮るのは簡単だが、花を愛する人々のご苦労に

感謝しなければならない。

 

 だから、撮って来た写真は投稿する義務があると思う。

 

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12月19日 エスペラント語

 最近、ケーブルテレビで韓国や中国ドラマの連ドラを見ることがある。

日本語吹き替えではないと字幕を読まないと話が分からない。

他の事をしていると、テレビの音声が単なるノイズになる。

 

 世界中、人種も多ければ、言語も多岐にわたる。

 

 昔、エスペラント語という言語に統一しようと考えが

あったというが、どうなってしまったのだろう。

 

 現実には英語が世界中どこでも通用する。 

 

 外国映画は最初っから自国語と英語の両建てで制作したら

良いのではないか。