1月5日 年男・年女

 今日、今年としては初めて、真っ白な富士山をスマホで撮れた。

 

f:id:tedokunusi:20200105173530j:plain

 

 日頃、富士山を敬っているお陰もあるようで、今日も昨日に続いて、

あっさり「お年玉」ならぬ「銀玉」を8千発授かり、「運」を大切に

したいから、さっさたと手を引いて、スーパーに買い物に行った。

日曜にかかわらず、道路もパチンコ店もスーパーも空いていた。

 

 早く帰宅したので、正月がらみで、ふと気になったことを

調べてみた。

 

(1)お年玉: 何故そう呼ばれるのか考えたことは無かったが、

    余裕があり余っているから一寸調べてみた。

    いくつか説があったが、気に入ったのは・・・

    「御歳魂」= その年の魂をお守りとして、子供たちに

      あげて、一年間の無事息災を祈る、というもの。

 

(2)年男・年女: 驚いたのは84才の年男・年女の

     人の、今年の誕生日の曜日は生まれた日の曜日と

     同じだということ。 

     生年月日は知っていても、曜日までは

     知らなかったし、関心を持ったこともない。

     ネットで生まれた年のカレンダーを出して、

     曜日を見てから、今年の誕生日の曜日を見たら

     本当なので驚いた。  

 

     それで、嫌なことを思い出した。

 

     昭和18年ごろのこと。 幼稚園はあったが、

     何故か入れてもらえなかった。 国民学校

     入って、3年のとき、戦争が激しくなり、

     千葉県の親戚に学童疎開。 勉強どころではなかった。

     それでも、親は名門麻布中学を受けさせた。

 

     試験はペーパーテストではなく「口頭試問」。

     3人の試験官が座る前に細長い机があり、

     生徒は立ったまま、試験官の出題に答える。

     問題は3問のみ。 然し、1問も回答できず、

     すごすご退出。

 

     受かった生徒もいるわけだから、ちゃんと

     準備をすればよかったのだが、後の祭り。

 

     この3題の中に「曜日」を答える問題が

     あったのが忘れられない。

 

     その問題とは、「今日は水曜日ですね。

     来年の今日は何曜日ですか?」