腸カメラ(下部内視鏡)(続編)

 3月6日(土)(覚えやすいように85才の誕生日にした)の

3回目の腸カメラ(下部内視鏡検査)の結果をご参考まで。

 

 PCRの結果の電話が来ないから陽性の不安があった。

いつもの通り病院の自動受付機にカードを入れたが受付けない。

受付窓口に行ったら事務員が受付表をプリントしてくれたので

一安心。(土曜日だから自動機を止めていたのか)

 

 毎年の立川市の無料検診で検便をパスばかりしていたが、

不安になって2010年に受けたら潜血が見つかり、74才で

初めての腸カメラ検査。 結果は横行結腸に見つかった

良性ポリープ1個を取るだけで済んだ。

 

 それで安心するとともに自信を持ってしまい、その後の検便を

8年もさぼってしまった。

 

 2018年82才で突然血便があって内視鏡検査を受けたら

大腸がんがリンパ節まで転移していると云われて入院手術となる。 

手術はやはり準備が大変だったがオペをしたら癌はリンパ節までは

転移してないから、横行結腸から下行結腸にかけて20センチ切除した

だけで、術後の放射線とかの追加治療は不要とのことだった。

 

 術後1年後の2019年、念のための内視鏡検査では異常なし。

 

 今回、術後3年目で3回目の腸カメラ検査。(やたら3に縁がある)

結果は予想に反しポリープがいくつかあり、悪性だとガンになるから、

半年以内に取ったほうが良いとのこと。 

 

 ポリープは内視鏡で取れるのだが、自分の場合高血圧の治療で

血液をサラサラにする内服薬を2種類飲んでおり、ポリープを

切除すると出血が止まらない怖れがあるので、今回は検査予約で

ポリープを取らないという選択をしたのが悔やまれた。

 

 がんの手術の時は、この血液をサラサラにする薬を止めて、

その効果が無い状態で手術をしたから、内視鏡で切除も同様の

手順を踏めば可能だったのだろう。 まさかポリープがある

ことは考えず、詰めが甘かった感がある。

 

 ところで、胃カメラは楽だが、腸カメラは腸内洗浄が厄介。

以前2リットルの洗浄液を飲んでも検査をしてくれないときが

あって、やめて帰りたいと思ったこともあったから、今回は

大分前から便通を良くするように心掛けた。 

 

 今回は自信があったが、念のため、検査前日の特別なメニュー、

クリアスルーNB3食セットを2箱買ってきて、前々日と前日と

連続で特別食しか口に入れなかった。 飲み物もコーヒーは止め、

日本茶だけにした。

 

 前夜9時に飲むようにと病院から渡された下剤が効いたのだろうが、

洗浄液をコップ1杯飲んだら快便があり、これは良いぞと思った。

ところが、半分の1リットルを飲み終えてもクリアにならず、

おかしいと思いながら更に飲んでも変わらず、結局2リットル

全部飲んだところで検査になった。

 

 ところがである、腸内洗浄液は排出が速い筈なのだが、

今回は検査が終わったあと異常に長い時間腸内に残った。

 

 次回診察時に聞いてみようと思うが、やはり年のせいで、

無理矢理洗浄すると腸の筋肉が疲労して動きが遅くなるのか。

 

 或いは洗浄液の飲み方、スピードに原因があるのかも

しれない。 以前は一生懸命飲んだが、今回は気持ちに

余裕があって、スマホキンドルを読んだりしていたから、

飲み方がゆっくりで、看護師さんから催促された。

 

 自分としては、今回は2リットル全部飲まなくてもOKが

出ると思っていたのが間違いだったようだ。

 

 次回は速度をあげて1リットルを1時間以内に飲むつもり。